お茶の間設計の安心設計の
すべては、ここからはじまる!
「敷地環境調査」

お茶の間設計では、家づくりを始めるにあたって、まず「敷地環境調査」というものを行います。

一般法令調査や地盤調査はもちろん、家を建てる土地の自然環境、社会環境、歴史や過去の自然災害の有無、予測される災害リスクなどを事細やかに調べるもので、その膨大な情報は安心して暮らせるお家を設計するための大切な資料になります。

この調査結果を基に、自然の恩恵を最大限に取り入れ快適に暮らせる間取りを設計したり、その土地に合った建材を選ぶことで、コストパフォーマンスの良い家づくりを行うことができます。

また、弊社は建築設計事務所ですが、住宅建築のための土地探しからの対応もしていますので、お客様の暮らしにあった土地探しにも、敷地環境調査は大きな役割を果たします。

他社ではなかなかやらないところまで、とことん調べます!

その土地の情報がつまった敷地環境調査

災害や社会環境のリスクを回避する設計

自然の恩恵を最大に活かした設計

土地探しから始める場合にも大いに役立ちます!

湯のみくん

敷地環境調査って具体的にはどんなことを調べるんですか?

今宮さん

住宅設計に入る前に1ヶ月ほど時間をかけて、その土地に関する情報をあらゆる手段で調べます。
土壌や地盤、気温や風向きなどの気象に関する情報、過去にどういう土地利用をされていたか、その土地の歴史、過去に災害が無かったかどうか…など。
例えば、何十年の間に整備されて街全体が大きく変わった場合など、元の地形や埋め立て前の地質が分からなくなっていることがあります。所によっては、過去30年から60年以上のデータを収集することもありますし、一般的に手に入れにくい情報は、官民問わずあらゆるデータベースを駆使して過去のデータを閲覧したりして調査しています。

湯のみくん

へ~、色んなことを調べるんですね。
それって、どこの会社でも普通に行っているものなんですか?

今宮さん

一般法令調査は必要なものですが、当社のように徹底的に調べる会社は珍しいと思いますよ。

湯のみくん

具体的にはどのように役に立つんですか?

今宮さん

まず、自然災害や社会環境のリスクを回避する設計に役立ちます。
例えば、過去に洪水で床上浸水をしていたという記録がこの調査で分かったとします。将来同じ被害に合う可能性が高い地域と想像できますので、床上浸水のリスクを避ける設計を行います。
また、もともと沼地だった場所など地盤が弱い場合は、地震に強い設計を行います。
購入前であれば、敷地環境調査の結果をもとに、リスクの少ない別の土地を探し直すこともできます。

湯のみくん

もしもの時に備えた災害に強い家づくりの設計や、土地探しにも活かされているんですね。
他にはどんなことがありますか?

今宮さん

その土地の地形的な条件や方角、風向きや気温、日照といった気象データをもとに、自然の恩恵を最大限に取り入れた間取りの設計に活かしています。

夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるように設計すれば光熱費を削減することができますし、風通しの良い衛生的で快適な暮らしを実現できます。

また、震構造や建材の性能などを考慮して本当に必要なものだけを選択する事ができるので、必要以上の高価な建材を選ばなくても済むコストパフォーマンスの良い住宅を実現できます。

他にも、1年を通して日光の照射角度のデータから窓の位置を決めたり、細かい部分ですが、あらゆる場面で、敷地環境調査の内容を設計に活かしているんですよ。

湯のみくん

なるほど、安全で快適な暮らしのための間取りの設計に活かされるんですね。

今宮さん

そうですね。お茶の間設計では、同じ型の家をあちこちに建てるのではなく、その土地の条件に合った家を一つ一つ設計しています。なので、この敷地環境調査がとても大事なんです。

敷地環境調査はお客様と弊社で1冊ずつ保管します

何年たっても、世代が変わっても、これを見れば家のことが分かるので安心!

敷地環境調査は、家づくりの基盤になる大切なものです。かなり分厚いファイルになりますが、これを見ればその家や土地のことが分かる貴重なデータが詰まっています。
敷地環境調査のファイルは、お客様と弊社で1冊ずつ保管します。
何年、何十年経って、お住まいになる方の世代が変わっても、これを見れば自分の家の土地のことが分かるので安心です。

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