甘くなりすぎない大人フェミニンな寝室(リフォーム)
( リフォーム・高槻市 )

いつもご利用くださっているお茶の間リピーターのお客様のリフォーム事例のご紹介です。これまでご家族のために頑張ってこられた奥様が、「これからは自分の時間も大切にしたい」ということで、寝室のリフォームをすることになりました。
あわせて、寝室に隣接するウォークインクローゼットのタンスなどを整理して、ミシンを常設できる“家事室”としても使いたい、とのご要望でした。
[ 奥様のご希望 ]
- 押入れがとても使いにくいので改善したい
- ウォークインクローゼットを、いつでもミシンが使える家事室にしたい
- 傷んだフローリングを貼り替えたい
- カーテンを新調したい
- 大好きなディズニーのアイテムを取り入れたい

この左側のタンスはウォークインクローゼットに移動します。
コーディネートのテーマ
ご要望から、今回のコーディネートは、大人の女性の寝室にふさわしく、エレガントで落ち着いた空間になるようにご提案しました。お部屋のポイントカラーは、淡いくすみピンク。奥様のお好きなディズニーの世界観も感じられるようにしながら、かわいくなりすぎないようバランスを大切にしています。
イメージに合わせたアクセントクロス
アクセントクロスを探していたところ、細やかな模様の中に小さなミッキーモチーフが隠れた壁紙を発見。落ち着きの中に遊び心があり、まさに理想のイメージにぴったりでした。実はこの壁紙は廃盤寸前で入手が難しく、全国から探してようやく在庫を確保。奥様にも大変喜んでいただけた、思い入れのあるポイントとなりました。また、天井とほかの壁は白でまとめているため、淡いピンクのアクセントクロスが一層引き立ち、空間全体が明るく上品な印象になりました。

オスモの自然オイル塗装
床は、オスモの自然オイル塗装を使用した無垢フローリング。ぬくもりのある落ち着いた雰囲気に仕上げました。建具の色に合わせて、高級感のあるブラウンに。既製品ではピッタリの色が無いので、塗料メーカーのほうでオリジナルのカラーに調合してもらった特注の塗料です。

カーテン生地と合わせて色の相性を確認していただきました。
窓際の雰囲気づくり
あとはウィンドートリートメント、空間の表情をカーテンでグレードアップしました。
お部屋の印象を決めるカーテンには、フジエテキスタイルの「ハクボ」をチョイス。くすみピンクの上品な色味で、生地の手触りがとってもなめらか。ディズニープリンセスのドレスを思わせる美しい素材は、ドレープの美しさと、角度によってキラキラと表情を変えて輝く生地が魅力です。マナトレーディングの淡いパープルのタッセルが、くすみピンクのカーテンをより素敵に引き立て、全体をやさしくまとめています。
レースのカーテンもとろみのあるとても柔らかい生地で、出窓のバルーンシェードはエレガントさを演出します。カーテンレールはアイアン製で、両端にはシンプルなリーフモチーフのものを採用。カーテンは天井近くから吊ることで、すっきりとした縦のラインが生まれ、高級感が増します。また、お部屋が広く見える効果もあります。


ウォークインクローゼットを使いやすく
押入れとウォークインクローゼットは、使いやすさと収納量のアップを目指してリフォームしました。家事室としても快適に使えるよう、動線にもこだわっています。もともと壁だった部分にアーチ形の開口を新たに設け、寝室から直接ウォークインクローゼットへ入れるようにしました。これにより、生活動線がスムーズになり、より快適に。


ウォークインクローゼット内には、常にミシンを出して使えるスペースを確保。上部には棚を設けて荷物を収納できるようにし、タンス横のちょっとした隙間も活かして造作の収納棚を作りました。

常にミシンを置いて使えるようにしました。

また、寝室内のクローゼット(旧押入れ)は、上下二段だったスペースをハンガーパイプを二段設置するスタイルに変更。これまでより多くの衣類をかけられるようになり、見た目もすっきり整いました。もともと押し入れの横にあった引き戸の収納も一緒にして、扉を広く開けられるクローゼットにしました。

押し入れと引き戸の収納を一つにまとめて改造しました。
棚やハンガーパイプをつけて使いやすくなりました。
今回のリフォームでは、カーテンがポイントになり、全体が上品でやわらかな空間に仕上がりました。完成後、奥様にも大変喜んでいただき、御希望の寝室がご提案出来て良かったです。

