京都の老舗印章店のリニューアル

株式会社森田印房様
( 店舗改装・京都府 )

お茶の間相談に来ていただきました。数か月後店舗のリニューアルを決心されてご依頼をいただきました。
京都の老舗のはんこ屋さんの株式会社森田印房さんは「京都印章」京都で作られた伝統と技術を継承する印章、京都の伝統工芸品でひとつひとつ印章を手彫り、手仕上げしてこられた先代の技術を継承しておられます。

まず抑えておくことはコンセプトです。お店を経営していくための軸となる考えです。これをはっきりさせることで色々な決め事がスムーズにいきます。

お茶の間相談でコンセプトのお話をさせていただきました。当時は漠然とお店を変えなければ。という強い思いをお伺いしました。若奥様はスタンプアートも精力的に力をいれておられます。消しゴムハンコのワークショップを各所で開催しておられます。伝統と新しい物をどの様にして一緒に販売していくかが課題であったようです。お茶の間相談から数か月後、お店をどの様に発展させていきたいかがはっきりしました!とご連絡頂き当社が店舗リフォームのお手伝いをさせていただく事になりました。

店舗外観ははんこ屋さん?って思ってしまう様な白基調の漆喰塗り。
お店のレイアウトを一部変更、長年使用していたショーケースや什器も色を塗り替えるなどして再利用して先代が大切にしてこられたお店の備品も継承します。そしてお店でもワークショップが開催できるように新しくショーケース兼ワークショップの机にもなる什器を2台作りました。

改装前はお客様はお得意様が多かったけれど、改装後は幅広い年齢層の方がお店に来てくれるようになりました。ワークショップもたくさんの方に参加していただいています!と喜んでいただいております。

以前はこんな感じでした

施工中の様子

ショーケース兼ワークショップの机にもなる什器も作成しました。

森田様ご夫妻

お客様の声

お茶の間さんとは2018年10月に高槻市のこんぺいとうカフェさんで出 会いました。弊社は昔ながらのはんこ屋なのですが当時お世辞にも入りやすい とは言えない状況で店舗の改装を漠然と考えていた時期でした。 コンセプトもぼんやりとしていてまだ改装するかどうかすらはっきりしていなかった 弊社の話を根気よくお聞き下さり、この相談をきっかけに店舗の改装を 真剣に考えだした事を思い出します。 店舗改装を決意してからは「3Dプレイス」で設計図を何度も作成して頂きながらイメージを膨らませることが出来ました。 社長の潤さんは店舗の見た目だけでなく「使い勝手の良さ」という観点から分かりやすく理論的にお話し下さり造りあげていかれる方。又、インテリアコーディネーターで奥様の理乃さんとは実際にショールームに足を運び沢山のご提案を頂きました。 お二人のご提案で心から納得のいく状況で改装がスタート。改装して下さり職人さんもお仕事が早く有難かったです。 2018年の10月に出会い、仕上がりは2020年4月、1年半の長きに渡り本当に良くして頂きました。改装後、弊社のお客様からは「きれいになって入りやすくなった!」「ステキなお店ですね!」と有難いお言葉を頂き嬉しい限りです!お茶の間さん、ありがとうございました!そしてこれからも末永く宜しくお願い致します!